三度熱傷の治療期間はどのくらいですか?
三度熱傷の治療は時間がかかり、外科的治療が必要な場合が多いです。
期間は経過によりさまざまですが、熱傷診療ガイドラインではおおむね受傷後4週間程度、集中治療室、熱傷ケアユニット、一般病棟で入院治療を必要とする重症熱傷が対象となっています。全体の治療期間はそれ以上となります。
【治療の主な内容】
- 三度熱傷の治療には、多くの場合、熱傷専門施設での入院治療が必要です。
- 治療の初期段階では、傷んだ組織を取り除く手術(デブリードマン)が行われます。
- 傷が深い場合は、皮膚を移植する手術(植皮術)が必要になることが多く、けがから3~4週間ほど経った頃に検討されることがあります。
- 電撃傷のような特殊な三度熱傷では、見かけの損傷よりも重症で、治療期間が長期に及ぶ可能性があります。
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(参考文献)
波利井清紀ほか. 創傷外科. 克誠堂出版. 2015
佐々木淳一ほか.“熱傷診療ガイドライン(改訂第3版)”.日本熱傷学会.https://www.jsbi-burn.org/members/guideline/index.html,(参照 2025-12-11).
一般社団法人 日本形成外科学会.やけど(熱傷).日本形成外科学会,https://jsprs.or.jp/general/disease/kega_kizuato/yakedo/yakedo.html(参照 2025-12-11)
漆舘聡志.やけど(熱傷).一般社団法人 日本創傷外科学会,https://www.jsswc.or.jp/general/yakedo.html(参照 2025-12-11)
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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
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