大人になってからアトピー性皮膚炎になることはありますか?

一般的には乳幼児・小児期に発症しますが、頻度は低いものの、思春期や成人になってから発症する場合もあります。

解説

一般的には乳幼児・小児期に発症し、年齢を重ねるとともに患者数は減少し、一部は成人型アトピー性皮膚炎に移行すると考えられています。しかし、頻度は低いものの、思春期や成人になってから発症するアトピー性皮膚炎も存在するとされています。

また、成人型アトピー性皮膚炎は増加傾向にあるとの指摘もあります。予後(病気や治療の経過・結末についての見通し)に関する報告では、患者数は20歳代をピークに次第に減少し、40歳代までに約3分の2程度が皮膚科を受診しなくても良い程度に改善していたとされています。

公開日

最終更新日

大阪府済生会泉尾病院 皮膚科

野村 祐輝 監修

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アトピー性皮膚炎

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関連するQ&A

アトピー性皮膚炎とはどのような病気ですか?

かゆみのあるぶつぶつが起こって、良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。

どのような人がアトピー性皮膚炎になりやすいですか?原因はありますか?

「アトピー素因」を持つ人がなりやすいです。

アトピー性皮膚炎は、何歳くらいで発症しますか?

乳幼児期・小児期に発症することが多いです。

アトピー性皮膚炎は、子どもの頃に発症しなければ、大人になってから発症することはないですか?

大人になってから発症することもあります。

アトピー性皮膚炎は遺伝する病気ですか?

アトピー性皮膚炎は、遺伝が関与している場合もあります。

アトピー性皮膚炎を放置するとどうなりますか?

かゆみが強まったり湿疹の範囲が広がったりして、生活の質が低下していきます。合併症を起こす可能性も高まります。

アトピー性皮膚炎に合併しやすい病気はありますか?

喘息や鼻炎などの他のアレルギーや、掻きすぎた箇所の感染症などを合併します。

アトピー性皮膚炎には、どのような症状が見られますか?

かゆみが主な症状です。見た目の問題でも悩まれる方が多いです。

アトピー性皮膚炎と症状が似ている他の病気はありますか?

かぶれや疥癬(かいせん)など、皮膚のかゆみを生じる他の病気と区別する必要があります。

アトピー性皮膚炎で、医療機関を受診する目安はありますか?

かゆみを伴うぶつぶつなどの症状があれば、遠慮なく受診してください。

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