新型コロナウイルス感染症
最終更新日:
コロナワクチンの副反応について教えてください。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
回答
注射した部分の痛み、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛、関節痛、寒気、下痢などが接種後に起こると報告されています。多くの場合数日以内に回復します。
解説
ワクチン接種後、新型コロナウイルスに対する免疫ができる過程で、以下のような副反応症状が生じることがあります。
- 注射部位の腫れ・痛み
- 発熱
- 倦怠感
- 頭痛
- 筋肉痛
- 関節痛
- 寒気
- 下痢
特に接種部位の痛みは、80%以上の方に認められます。
また、発熱や倦怠感は初回接種後より2回目接種後のほうが生じやすいですが、3回目以降は頻度が低下することが報告されております。
上記の症状の多くは接種翌日にピークを迎え、その後数日で回復します。
なお、非常に稀ではありますが、アレルギー反応によるアナフィラキシーや、心筋炎・心膜炎が起こった事例も報告されております。
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(参考文献)
ほかの新型コロナウイルス感染症の質問
新型コロナワクチンの接種証明書とは何ですか?
新型コロナワクチンの接種を受けたことを証明するものであり、アプリや紙面で発行することができます。
生後6ヶ月~4歳の乳幼児がコロナワクチンを接種する際に、保護者が気をつけることはありますか?
ワクチン接種後の数日間は、注射した部分の痛みや疲労、発熱、頭痛などの副反応が起こる可能性があるため、お子さんの体調に注意しながら過ごしてください。
生後6ヶ月~4歳の乳幼児もコロナワクチンの接種は可能でしょうか?
接種可能です。ただし、接種は強制ではなく努力義務のため、保護者の判断に基づいて受けてください。
コロナワクチンの副反応が治まらない場合、どこに相談したらよいですか?
1〜2週間経っても症状が治まらなかったり症状が重かったりする場合、接種医やかかりつけ医に相談しましょう。
コロナワクチンはどこで接種(予約)できますか?
ワクチン接種の対象となる方に、市区町村から接種のお知らせと接種券が届きます。
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