若はげの原因にはどのようなものがありますか?

男性型脱毛症(AGA)、円形脱毛症などの他に貧血などが原因として考えられます。

解説

「若はげ」の原因にはいくつか考えられますのでその一部を紹介します。それぞれで治療方法や毛髪の回復の見込みは異なります。
若はげが気になる場合は、早めに専門の医療機関で相談することをおすすめします。

男性型脱毛症(AGA)

男性では、思春期以降、若い時期から男性ホルモンの影響で薄毛がはじまることがあります。発症には遺伝や不規則な生活習慣などが関係しています。
※「女性のAGA」は現在は「女性型脱毛症」と呼ばれAGAと区別されます。多くの場合は男性よりも発症年齢は高く、更年期前後で頭頂部あたりの薄毛がはじまることが多いです。

円形脱毛症

一般的にイメージされるいわゆる「10円はげ」の状態以外にも、頭皮が全体的に薄くなったり、頭皮のあちこちで毛髪がまばらになったりすることがあります。発症には、遺伝や免疫の異常、アレルギーなどが関係していると言われています。発症の引き金としてストレスがよく知られていますが、必ずしもストレスがなくても発症することがあります。

全身の病気に伴う脱毛症

膠原病(こうげんびょう:免疫が自分自身を攻撃してしまう病気)や慢性甲状腺炎などの病気の症状として脱毛が起こることがあります。脱毛以外にも全身の症状が伴っている場合には、これらの病気が隠れていないかを検査することがあります。

貧血

鉄分不足による貧血があると、脱毛症をおこしやすいことが知られており、特に女性では若いうちから脱毛症になることがあります。

急激なダイエット

急激なダイエットによる栄養失調も脱毛症をおこすことがあります。

AGAの治療について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのも良いでしょう。
オンライン診療サービスについては以下のQ&Aもあわせてご参照ください。

公開日

最終更新日

東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長

白石 達也 監修

おすすめのQ&A
関連する病気と症状

(参考文献)

この記事をシェアする

治療が必要な患者様へのお願い

AGA(男性型脱毛症)

の方は説明を必ずお読みください

こちらのQRコードを

スマーフォンのカメラで読み取ってください

疾患について分かりやすくまとまっています
1

QRコードを読み取るだけ 非接触で安心

2

一問一答なので 読むのが簡単

3

どんな治療をするべきか 納得して取り組める

関連するQ&A

「AGA(男性型脱毛症)」とはどのような病気ですか?

思春期以降に起こる進行性の脱毛症で、頭頂部や前頭部、生え際が徐々に薄くなります。

AGA(男性型脱毛症)の原因は何がありますか?

活性型の男性ホルモンの影響で、毛の成長期が短くなることが原因です。

AGA(男性型脱毛症)ではどのような症状がありますか?

思春期以降、頭頂部と前頭部の毛が徐々に薄くなり、生え際の後退が起こります。

AGA(男性型脱毛症)には初期症状はありますか?

毛が細くなる、頭頂部や前頭部の毛が薄くなる、生え際が後退するなどの症状がゆっくりと進みます。

AGA(男性型脱毛症)の場合、主にどのような治療をしますか?

塗り薬や飲み薬で治療します。植毛やレーザーなどの治療も効果があります。

AGA(男性型脱毛症)が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?

AGA(男性型脱毛症)が不安な場合には、皮膚科を受診してください。

AGA(男性型脱毛症)のセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

AGA(男性型脱毛症)は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?

発毛を促す塗り薬、飲み薬を使用します。塗り薬で皮膚症状、飲み薬で性欲減退などの副作用があります。

AGA(男性型脱毛症)で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?

薬の追加・変更や、条件があえば植毛手術などの治療も検討されます。

AGA(男性型脱毛症)の場合、日常生活で気を付けることはありますか?

頭皮の健康のため、バランスの取れた食事や規則正しい生活を送り、適切なヘアケアを心がけましょう。

関連する病気と症状
気になる症状はユビーアプリで簡単チェック
初めての方へ

ユビー病気のQ&Aとは?

現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。

病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ
無料で症状を調べる
症状を調べる

症状検索エンジン「ユビー」

体調に不安がある、医療機関への受診を考えている方向けに、20〜30問程度の質問に答えることで、あなたに関連性のある病名や、適切な受診先を無料で調べられます。

さっそく調べる
医療機関を探す
医療機関を探す

お近くの病院をお探しの方へ

「受診科が分からない」「どの医療機関に行ったらいいか分からない」といった悩みは、ユビーの病院検索が便利です。近所の病院も探せるので、ぜひご利用ください。

病院を探す
治療法を調べる
治療法を調べる

治療案内ユビー

自身の治療情報を登録することで、治療の選択肢や使っている薬についてなど、あなたの参考になりそうな治療情報を調べられる機能です。

さっそく調べる
ネットで医師相談
ネットで医師相談

ユビーかんたん医師相談

病院にすぐに行くべきかなど悩んだタイミングですぐに相談。つらくて病院に行けないとき、時間がないとき、夜間や休日などに、いつでも医師に相談できます。

詳しくはこちら