蕁麻疹(慢性特発性蕁麻疹)の薬やかゆみ止めの飲み薬が効かないときはどうする?
慢性特発性蕁麻疹について、特に知りたいことは何ですか?
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慢性特発性蕁麻疹で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
慢性特発性蕁麻疹で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
効かない場合、薬の変更・用量調整や別の薬での治療を検討します。
慢性特発性蕁麻疹で抗ヒスタミン薬の効果が不十分な場合、いくつかの治療選択肢があります。
まず、抗ヒスタミン薬の種類を変更したり、用量を増やすことが一般的な対応です。また、複数の種類の抗ヒスタミン薬を併用する場合もあります。
上記治療で効果がない場合、抗ヒスタミン薬以外の飲み薬を併用したり、オマリズマブ(ゾレアⓇ︎:抗IgE抗体)やデュピルマブ(デュピクセントⓇ︎:抗IL-4/13受容体抗体)といった生物学的製剤が使用されることがあります。
生物学的製剤は、免疫反応を抑制することで症状の発現を防ぐ効果が期待されます。
また、シクロスポリンなどの免疫抑制剤が使用されることもありますが、これは重度のケースで慎重に検討される治療法です。免疫系に影響を与える薬であるため、慎重なモニタリングが必要です。
抗ヒスタミン薬以外の飲み薬は、蕁麻疹に対する保険適用がないものもあります。
さらに、ストレス管理や生活習慣の改善が症状の悪化を防ぐことがあるため、これらの側面にも目を向けることが推奨されます。
抗ヒスタミン薬が効かないかゆみにはどのように対処すればよいですか?
抗ヒスタミン薬が効かないかゆみにはどのように対処すればよいですか?
痒疹に対して抗ヒスタミン薬を考慮しても良いですが、十分な医学的根拠はなく、それだけで効かない場合は塗り薬など他の治療も併用することが勧められます。
抗ヒスタミン薬だけで効かないかゆみがある場合は、かかりつけ医で他の治療法の追加・変更を検討してください。
抗ヒスタミン薬が効かない場合、ヒスタミン以外のメカニズムによってかゆみが引き起こされていると考えられます。具体的には以下のような原因が考えられます。
- 皮膚の乾燥
- 腎臓、肝臓、甲状腺などの病気
- 血液の病気
- 神経の病気
- 薬剤の副作用
など
ただ、痒疹に対して初めから抗ヒスタミン薬のみで治療することはほぼなく、塗り薬などを併用することがほとんどです。
保湿などの自宅でできる対策をしても効果が感じられない場合には、かかりつけ医で塗り薬など他の治療法の追加・変更を検討しましょう。
慢性特発性蕁麻疹の患者さん数はどれくらいですか?
慢性特発性蕁麻疹の患者さん数はどれくらいですか?
慢性特発性蕁麻疹の患者さん数は、全人口の約0.5~1%と推定されています。
慢性特発性蕁麻疹(CSU)の患者さん数は、全人口の約0.5~1%と推定されています。
これは、世界中で同様の傾向がみられ、日本でも同程度の患者さん数が存在すると考えられます。CSUは、性別や年齢に関係なく発症する可能性がありますが、特に成人女性に多いことが報告されています。
具体的な患者さん数は正確に把握するのが難しいですが、一般的な蕁麻疹患者さんの中でも、慢性的な経過をたどる特発性蕁麻疹の割合は決して少なくありません。
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編集・監修基準について
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大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
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