血管性浮腫(クインケ浮腫)はどのような検査を行いますか?
血液検査で関連のある成分について調べ、必要なら遺伝子検査を行うこともあります。
血管性浮腫(クインケ浮腫)の原因はさまざまで、診断にあたっては、まず診察で服薬の有無や家族歴などの問診が行われます。
遺伝性血管性浮腫と呼ばれる種類かどうかの判断が必要な場合、血液検査を行って、発症に関わるC1インヒビターやC4といった成分を調べます。どちらもむくみの発生に関わるブラジキニンと呼ばれる物質の働きに重要な物質です。
- C1インヒビターが欠乏または量が少なく活性が低下している
- 量は正常または増加しているのに機能不十分である
- C4量が低下している
といった場合は血管性浮腫が疑われます。
また、問診で家族に同じような症状を持つ人がいることがわかった場合などは、遺伝子検査が行われる場合もあります。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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