血管性浮腫
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更新日:1/29/2023
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血管性浮腫について「ユビー」でわかること
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血管性浮腫とは
血管性浮腫は、血管の変化が原因で、皮膚や粘膜の一部が急に腫れる病気です。発作を起こすと、主に舌・唇やまぶたに加え、気道・消化管の粘膜が腫れ、呼吸困難、腹痛などの症状がでます。
発作の原因としてアレルギー、物理的刺激、医薬品などがありますが、原因が分からない場合(特発性血管浮腫)も多く、発作を繰り返します。
また遺伝子の異常によって血管性浮腫を発症する方もいます(遺伝性血管性浮腫)。
治療法は血管性浮腫の種類により大きく異なるため、正しい診断が必要です。発作の時に、呼吸困難や激しい腹痛などがある場合はすぐに治療する必要があります。
関連症状
次の症状などが特徴として見られます。
進行後のリスク
血管性浮腫の発作では、突然、舌・唇やまぶたが腫れて、多くの場合、別人のような人相になります。症状が軽ければ数時間でもとに戻りますが、ひどい場合はもとに戻るのに1週間程度かかります。これらの浮腫は、かゆみがなく、指で押さえてもへこんだ跡がつきません。呼吸困難や激しい腹痛などがある場合は、緊急の治療が必要です。
腫れが出る部位によって現れる症状が異なります。
対処法
アレルギーやお薬など、特定の原因がある場合はその原因を取り除くことが治療の基本です。経口避妊薬や一部の高血圧治療薬などは、血管性浮腫を間接的に悪化させることがあり、そのお薬を中止または変更することで血管性浮腫があらわれなくなることもあります。症状が治らない時はアレルギー・炎症を抑える薬などを使うことがあります。
遺伝性血管浮腫では、残念ながら現時点で完治させる薬はないものの、発作の時に症状を抑える注射薬や、定期的に注射して発作を抑える薬などを使用します。
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血管性浮腫のQ&A
血管性浮腫とはどのような病気ですか?
皮膚や粘膜に腫れやむくみ症状が突然現れる病気です。腫れやむくみは特にまぶた・唇・頬に多く見られます。
詳細を見る血管性浮腫の原因は何ですか?
遺伝性と後天性の2つに大別され、後天性の場合は薬やアレルギーなどのさまざまな刺激が原因となりますが、原因が不明瞭な場合もあります。
詳細を見るどのような症状が見られますか?
主な症状は、皮膚や粘膜の腫れやむくみ、痒みなどです。腫れやむくみが治まる際に痕が残らないのが特徴です。
詳細を見る初期症状としてどのようなものが見られますか?
通常は突然発症しますが、発症初期は皮膚がピリピリしたり、全身の疲れやだるさを感じることがあります。
詳細を見る医療機関を受診する目安はありますか?
血管性浮腫を疑う症状が出たら、速やかに医療機関を受診しましょう。
詳細を見るどの診療科を受診したらよいですか?
皮膚科か内科を受診しましょう。命の危険がある場合は、すぐに救急車を呼んでください。
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血管性浮腫について、医師からのよくある質問
- むくみがありますか?
- 患部は腫れていますか?
- くちびるが腫れぼったいですか?
- まぶたの腫れぼったさがありますか?
- 顔全体にむくみがありますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 呼吸器内科