顔やくちびるが腫れぼったい
監修医師白石 達也東日本橋内科クリニック 内科
- 更新日
- 2026/10/27
- 公開日
- 2021/01/18
概要
「顔やくちびるが腫れぼったい」に関連する主の病気には、じんましん、血管性浮腫、牛乳アレルギーなどがあります。
唇が腫れるとは
「唇が腫れる」とはどのような症状ですか?
主にアレルギーや感染症など、何らかの原因で唇が普段よりも大きくなる症状です。
主にアレルギーや感染症など、何らかの原因で唇が普段よりも大きくなる症状です。唇にかゆみや違和感を感じたり、痛みがある場合もあります。
唇が腫れるの原因
アレルギーが原因で唇が腫れることはありますか? どんな症状が出るのでしょうか?
アレルギー反応が原因で唇が腫れることがあります。
食物に対するアレルギー反応で口の中や唇がチクチクしたり、痒みや腫れが出る事があります(=口腔アレルギー症候群と呼びます)。
息苦しさ、意識が遠のく、全身の蕁麻疹などの症状がある時は、アナフィラキシーという重篤なアレルギー反応の可能性がありますので、早急に医療機関を受診しましょう。
唇や唇のふちがヒリヒリする原因には何が考えられますか?
乾燥や免疫力の低下、カンジダなどの細菌による炎症などが考えられます。
唇や唇のふちがヒリヒリする場合、以下のような原因が考えられます。
- 乾燥
- 免疫力の低下
- カンジダなどの細菌による炎症
など
唇全体がヒリヒリする場合は乾燥が多いですが、ビタミンなどの栄養素の欠乏でも起こります。持続する場合には、一度医師の診察を受けましょう。
また、片方の口角(唇のふち)がヒリヒリする場合は、口唇ヘルペスの前兆であることがあります。数日後小さな水疱(すいほう:水ぶくれ)が現れる場合には口唇ヘルペスの可能性が高いです。口唇ヘルペスは自然に軽快するため、栄養をよく摂って睡眠をよくとる健康な生活を送ることを意識しましょう。
繰り返したり、煩わしい場合には発症を抑える予防薬もあるため、一度医師の診察を受けてもいいかもしれません。
唇が虫刺されのように腫れている場合、どのような原因が考えられますか?
アレルギー反応や細菌感染、虫刺され、外傷(怪我)などさまざまな原因が考えられます。
唇が虫刺されのように腫れている場合も、基本的には急に唇が腫れる原因(詳しくはこちら)と同様で、以下のような病気や原因が考えられます。
- クインケ浮腫(血管性浮腫)
- 食事や薬などのアレルギー
- 化粧品など外用薬のアレルギー
- 虫刺され
- 感染症
- 外傷(怪我)
よくある例としては、寝ている間に蚊などに刺されて腫れてしまうことが挙げられます。唇を刺されたわけではなく唇が腫れてきた場合には、全身性の反応の可能性があるので、病院を受診しましょう。
受診の目安・何科を受診するべきか
唇が腫れる場合、何科を受診したらよいですか?
かかりつけ医や皮膚科に相談する事をおすすめします。
唇の腫れに気付いた場合は、まずはかかりつけ医に相談したり、皮膚科を受診するのが良いでしょう。
息苦しさや、意識が遠のく、全身の蕁麻疹などの症状がある時は、アナフィラキシーなどの重篤なアレルギー反応である可能性がありますので、早急に医療機関を受診するか、救急要請を検討してください。
唇が腫れる場合、受診の目安はありますか?
息苦しさ・蕁麻疹などの症状は緊急性が高いので、すぐに医療機関を受診しましょう。唇の腫れを繰り返す場合も受診を検討してください。
息苦しさや、意識が遠のく、全身の蕁麻疹などの症状がある時は、アナフィラキシーなどの重篤なアレルギー反応である可能性がありますので、早急に医療機関を受診するか、救急要請を検討してください。
また、発熱や顔面の痛みがある場合も、医療機関の受診をおすすめします。
唇の腫れを繰り返す場合も、受診を検討しましょう。
唇が腫れる症状が続く場合、病院に行くべきですか?
はい、いくべきです。
唇の腫れが持続する場合、多くの場合は何らかの外的要因によるものが多いと思われますが、内科的疾患の可能性があります。
急性期(発症から〜24h)では何らかのアレルギーや血管性浮腫、慢性期では感染症の他に、年齢など他の要素も関連しますがクローン病、リンパ腫、サルコイドーシスなどのまれな内科疾患の可能性もあります。
詳しくは検査をしてみないとわかりませんが、一度皮膚科・耳鼻科や内科などに受診することをおすすめします。
唇が腫れるの治療
唇が腫れている場合、どのような治療をしますか?
薬物治療や保湿によって治療します。日々のセルフケアで良くなることも多いです。
唇が腫れている場合の治療法は、腫れている原因により異なります。特に、あきらかな原因がない非特異的な唇の腫れの場合、乾燥などが原因であることが多いため、保湿など日々のセルフケアがメインとなります。
なんらかの外用薬や刺激による局所のアレルギー反応であれば、その刺激を避け、アレルギーの外用薬や内服薬を使用します。
その他に、クインケ浮腫(血管性浮腫)や全身性のアレルギーの場合は、その病気に準じた治療となります。詳しくは血管性浮腫やアナフィラキシーの項目を参考にしてください。
唇が腫れるについて、医師からのよくある質問
医師からよくある質問はありますか?
「顔やくちびるが腫れぼったい」について医師からよくある質問の例として次のようなものがあります。
- 皮ふにかゆみはありますか?
- 皮ふに何らかの異常がありますか?
- 体温は37.5℃以上ですか?
唇が腫れるに関連する病気・症状
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この記事の監修医師
白石 達也 先生
東日本橋内科クリニック 内科・循環器内科
京都大学医学部卒。田附興風会医学研究所北野病院で臨床研修、仁生社江戸川病院で循環器内科医として勤務。Ubie社での勤務を経て、東日本橋内科クリニック院長。
- 更新日
- 2026/10/27
- 公開日
- 2021/01/18