境界性パーソナリティ障害の場合、主にどのような治療をしますか?
心理療法・精神療法や、薬物療法が試みられます。
境界性パーソナリティ障害の治療は、以下のものがあります。
心理療法・精神療法
境界性パーソナリティ障害に対して有効性が実証されている心理療法として、弁証法的行動療法があり、対人関係や感情調節などのスキルを身につけます。ほかにも、メンタライゼーションや転移に焦点化した精神療法など、境界性パーソナリティ障害に対して用いられる心理療法があります。
薬物療法
気分の落ち込み、不安、イライラ、不眠、衝動性など、困っている症状をやわらげる目的で使います。薬だけでパーソナリティそのものを変える治療ではありませんが、体調が改善することで、感情が安定することもあります。
環境調整
家庭環境にストレスの要因がある場合は、休息のための入院をしたり、職場で適応が難しい場合は休職したりなど、ストレスから離れて心身を休めることが役に立つこともあります。
その方の状況や医療機関のリソースによって、実現可能な治療法は異なります。まずは主治医に相談しましょう。
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精神科・心療内科
日下 慶子 監修
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