踵骨骨折をしたあと、いつから歩けるようになりますか?
骨折の状況によって差は大きいですが、4~6週目頃から少しずつ体重をかける練習を始めます。
踵骨骨折は、体重をかけて歩くことができるようになるまで、長い時間を必要とする骨折です。一般的には、4~6週間は松葉杖などを使用して体重がかからないようにします。これは、粉砕した骨折が体重を支えられるよう安定するまで時間がかかること、変形が進んでしまった場合に痛みが残りやすいためです。
具体的に、歩けるようになるまでの目安は以下の通りです。
- 部分的に体重をかける練習:骨折後およそ4~6週目(約1~1ヶ月半)頃から、レントゲンで骨の治り具合を確認しながら、松葉杖や専用の装具を使って、少しずつ体重をかける練習(部分荷重)を始めます。
- 全体重をかける練習:骨折後8〜12週目(約2ヶ〜3ヶ月)頃を目安に、足全体に体重をかけて歩く練習へと段階的に進めていきます。
このように、回復のペースや歩き始めの時期は怪我の状態によって個人差が大きいため、必ず医師の指示通りに進める必要があります。根気よくリハビリに取り組みましょう。
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(参考文献)
Stefan Rammelt et al. Calcaneus fractures: facts, controversies and recent developments. Injury. 2004, 35, 443-61.
Paul R Allegra et al. Intra-articular Calcaneus Fractures: Current Concepts Review. Foot & Ankle Orthopaedics. 2020, 5, 2473011420927334.
日本足の外科学会.“踵骨骨折”..https://www.jssf.jp/medical/download/pamphlet_calcaneal.pdf,(参照 2026-03-18).
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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