咽頭がんの原因は何がありますか?
過度の飲酒と喫煙が主な原因です。また、ウイルスへの感染によっても発症リスクが上昇します。
咽頭がんは上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がんに分けられますが、それらに共通する原因と部位に特徴的な原因があります。
咽頭がん全体で共通する原因
- 喫煙
- 飲酒
タバコの煙に含まれる多くの化学物質は発がん性があり、これらが咽頭の細胞に慢性的な損傷を与えることで、がんを発生させるリスクを高めます。また、アルコール自体やその代謝過程で生成される物質が、咽頭の細胞に損傷を与え、がんを発生させる可能性があります。
上咽頭がんに特徴的な原因
- エプスタイン・バール・ウイルス(EBV)感染
EBVは一般的なウイルスで、ほとんどの人が生涯のある時点で感染しますが、通常は無害です。しかし、特定の状況下では、このウイルスが上咽頭がんのリスクを高めることが知られています。
中咽頭がんに特徴的な原因
- ヒトパピローマウイルス(HPV)感染
HPVは多くの異なる型が存在し、その中にはがんを引き起こす可能性の高い高リスク型が含まれています。性行為などによるHPVの伝播により高リスクのHPVに感染すると中咽頭がんになる可能性が高まると考えられています。
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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