咽頭がんの場合、どのような検査を行いますか？

咽頭がんを疑う場合、以下のような検査を行い、がんの有無・場所・広がり（進行度）・他の臓器への転移の有無などを評価します。

内視鏡検査

鼻から細いカメラを入れて、上・中・下咽頭のどこに異常があるかを観察し、咽頭の粘膜や腫瘍の有無を確認します。

生検

内視鏡で観察しながら、異常がある部分の組織を採取し、顕微鏡で悪性かどうかを確認し、がんの確定診断を行います。

CT／MRI

がんの大きさ・深達度・リンパ節転移の有無を確認します。特にMRIは軟部組織の浸潤の評価に優れます。

PET-CT

骨や肺などの遠隔臓器に、転移がないかを調べます。