化膿性脊椎炎の診断にはMRI検査が有用ですか?
早期の診断やほかの病気との区別のためにもMRI検査は有用です。
この病気の診断にMRI検査は有用です。
背骨の周りに痛みが起こる病気は、この病気以外にも多くの種類がありますが、それらの病気との区別に役立ちます。
この病気により背骨の破壊が進むと、レントゲンやCT検査で骨の破壊を確認できるようになりますが、骨の破壊まで病気が進行していない場合には、MRI検査でないと診断がつかない場合があります。
また、未治療の細菌感染により、首や背中のまわりに膿が生じた場合は、少量の膿でも手足の麻痺症状が強くでる場合があります。膿の評価のためには、同様にMRI検査が有用となります。
一方で、ペースメーカーなど体内に金属を入れる手術を行ったことがある方は、MRI検査を受けることが出来ない場合があります。思い当たる方はMRI検査を受ける前に伝えましょう。
公開日:
最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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