骨腫瘍が良性の場合、症状は悪性の場合と異なりますか?
はい、異なります。特に痛みの性質と強さ、しこりの増大のスピードに大きな違いが見られます。
良性腫瘍と悪性腫瘍では、痛みや腫れの出方の大きさや性質に違いがあります。
良性腫瘍の症状の傾向
- 痛みの性質:痛むタイミングは、体を動かした時や体重がかかった時(動作時痛)が中心で、休むと和らぐことが多いです。夜間や安静時に強い痛みを感じることは少ないです。
- 腫れの進行:ゆっくりと大きくなるため、腫れやしこりに気づくまで、数ヶ月から数年かかることがあります。
悪性腫瘍の症状の傾向
- 痛みの性質:安静時にも軽快しない持続的な痛み、特に夜間に痛みが強くなる「夜間痛」が特徴的なサインです。痛みの強さは数週間から数ヶ月で徐々に増強していきます。
- 腫れの進行:細胞増殖のスピードが速いため、数週間から数ヶ月という短期間で、目に見えて大きくなる場合があります。
- 全身症状の出現:進行した悪性腫瘍では、発熱・だるさ・体重減少などの全身にみられる症状が出現してくる場合があります。


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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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