痒疹(慢性・急性痒疹、妊娠性痒疹、色素性痒疹、多形妊娠疹など)は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
主にステロイド外用薬と抗ヒスタミン薬の内服で治療します。それぞれ軽度の副作用があります。
痒疹の治療では、主にステロイド外用薬と抗ヒスタミン薬が使われます。
ステロイド外用薬は、炎症を抑える効果のあるお薬です。お薬の強さが5段階に分けられており、使用する位置や症状の強さにより使い分けされます。
副作用については、全身の副作用よりも、塗った部分に局所的に出ることが多く、皮膚の感染症や過敏症による症状、毛細血管の拡張や皮膚が薄くなるといった皮膚の反応などが挙げられます。
抗ヒスタミン薬は、かゆみに対して効果のあるお薬です。眠気やめまい、吐き気や食欲不振などの消化器系の副作用などが出ることがあります。
痒疹の治療法について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
公益社団法人日本皮膚科学会.痒疹(ようしん)・かゆみ Q4 - 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会).公益社団法人日本皮膚科学会,https://www.dermatol.or.jp/qa/qa37/q04.html(参照 2025-04-11)
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社.“アレジオン錠 添付文書”.医薬品機器総合機構.https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/6501684490014F10251_12,(参照 2025-04-11).
グラクソ・スミスクライン株式会社.“デルモベート軟膏 添付文書”..https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/340278_2646713M1136_1_09,(参照 2025-04-11).
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