新型コロナウイルス感染症では、どのような症状が見られますか?
だるさ、咳、発熱、頭痛などです。ほかにもさまざまな症状があります。
だるさ、咳、発熱、頭痛、鼻水、喉の痛み、筋肉痛のほか、味覚異常や嗅覚異常、下痢などの症状が報告されています。
ただし、必ずしも感染者全員にこれらの症状がすべて見られるわけではなく、発熱が生じないケースなどもあります。
目安ですが、それぞれの症状が、どのくらいの確率で出現していたかは以下のようであったとの報告があります。
咳・のどの痛み:60%
頭痛:41%
38度以上の発熱:40%
鼻水:40%
関節痛や筋肉痛:30%
下痢:8%
嗅覚や味覚の異常:1~3%
非常に症状が軽い患者さんもいる一方、喉の痛みや頭痛が強い方も一定いらっしゃる印象です。
そういった方は、発症して3〜5日目くらいまでは強い症状に悩まされ、その後1〜2日ほどで徐々に改善へと向かっていくことが多いです。
喉の痛みが強い方は、喉の痛みが引くとともに、声枯れ(しわがれ声)や咳が多少出るようになりますが、それも徐々におさまっていく場合がほとんどです。
公開日:
最終更新日:
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
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