子宮体癌の検査後に出血することはありますか?
子宮内腔の細胞や組織を採取するために多少の出血を伴うことが一般的です。
子宮体がんの検査で出血することは一般的です。
子宮体がんの検査としては以下のようなものが挙げられます。
病理学的検査(子宮内膜細胞診・組織診)
実際に子宮内膜細胞の様子を観察することができるため、子宮体がんを診断するのに中心的な役割を果たします。
画像検査(経腟超音波検査等)
超音波やMRIなどで子宮体がんを示唆する所見がないか確認することがあります。特に超音波検査は上記病理学的検査と合わせ、初期検査として行うことが一般的です。
その他(腫瘍マーカー測定等)
補助診断として子宮体がんの腫瘍マーカーを採血で測定することもあります。
通常、子宮体がん検査というと細胞診などの病理学的検査を指すことが多く、実際に子宮内腔から細胞や組織を採取するために多少の出血を伴います。
通常は少量の出血で数日以内に自然に止まりますが、まれに出血量が多いことや出血が持続することもあります。そのような場合には速やかに主治医に相談しましょう。
公開日:
最終更新日:
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
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