血友病Bの場合、APTT検査ではどのような特徴がありますか?
血友病BではAPTTが延長し、PTは正常であることが多いのが特徴です。
血友病Bでは、血液が固まるまでの時間を調べる検査であるAPTT(活性化部分トロンボプラスチン時間)が延長することが特徴です。APTTは、血液を固める仕組みのうち「内因系」と呼ばれる経路を評価する検査で、第IX因子はこの流れの中で重要な役割を担っています。そのため、第IX因子が少ない、または働きが弱い血友病Bでは、APTTが通常より長くなります。
一方で、別の凝固検査であるPT(プロトロンビン時間)は正常であることが多く、これが診断の手がかりになります。さらに、正常血漿を混ぜる混合試験でAPTTが改善する場合は、先天性血友病Bが疑われます。
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東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
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