後天性血友病
後天性血友病とは、自己抗体が血液凝固因子を攻撃し、止血が困難になる後天性の出血性疾患です。皮下出血、筋肉内出血、消化管出血などの症状がみられます。打撲歴がないのにあざが広がるなどの出血症状がある場合は血液内科を受診しましょう。
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
手続きや支援について
病気について
後天性血友病は、止血の役割をもつ凝固因子が自己抗体により阻害され、突然出血する高齢者に多い疾患です。
自己免疫疾患、悪性腫瘍、分娩、薬剤などを背景に産生される自己抗体(インヒビター)が原因です。
重篤な出血を繰り返し、臓器出血や重度の貧血を起こして命に関わることがあります。
Aは第VIII因子、Bは第IX因子に対する抗体が原因で、ほとんどがA型で、B型は非常にまれです。
主に60~80歳の高齢者に多く、まれに出産後の20~40歳女性にも発症します。
死亡率は約20~30%、1年生存率は約68%と報告されており、主な死因は出血や治療に伴う感染症です。
はい、後天性血友病は、悪性腫瘍(がん)と関連することがあります。
先天性血友病は生まれつきの遺伝病であり、後天性血友病は成人後、免疫の異常で突然発症する疾患です。
はい、ぶつけた覚えのない大きなあざが急に増えた場合、後天性血友病の可能性はあります。
症状について
後天性血友病では皮下や筋肉内、消化管などに突然出血し、あざや痛みが現れます。
後天性血友病の初期症状は、外傷のない突然の皮下出血や筋肉痛・腫れとして現れます。
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
女性の後天性血友病の特徴は、妊娠・分娩や自己免疫疾患に関連して発症しやすいことです。
止血できない重篤な出血が続き、臓器出血や重度な貧血、感染症で命に関わることがあります。
治療について
受診について
診断について
薬について
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