プロテインでお腹を壊すことはありますか?

プロテイン摂取後にお腹を壊すことは考えられます。

解説

プロテイン摂取後にお腹を壊すことは考えられます。可能性のひとつとして乳糖不耐症があります。

乳糖不耐症の患者さんでは、牛乳などに含まれる乳糖を分解するラクターゼという酵素の活性が低く、乳糖をうまく分解することができません。

その結果、乳糖を含む食品を口にしたあとに、下痢腹痛などの症状が起こります。

ホエイプロテインなど乳由来のプロテインには乳糖が含まれており、乳糖不耐症の方は乳糖をうまく消化できず、腹部膨満感や下痢を起こす可能性があります。

乳糖不耐症の方は、乳糖を含まないプロテインへの変更を検討してみてもよいかもしれません。

公開日

最終更新日

医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科

石川 翔理 監修

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大人になって急に乳糖不耐症になることはありますか?

成人発症性のラクターゼ欠乏や二次性ラクターゼ欠乏では、大人になってから乳糖不耐症になります。

乳糖不耐症とプロテインの摂取に関係はありますか?

プロテイン摂取により、乳糖不耐症になることは考えづらいです。

大人になってから牛乳で下痢しますが、なぜですか?

大人になってから牛乳で下痢する原因には、乳糖不耐症や牛乳アレルギーがあります。

乳糖不耐症の場合、日常生活で気をつけることはありますか?

乳糖を含む製品の摂取制限、無乳糖ミルクの利用、酵素製剤の活用が重要です。

乳糖不耐症で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?

乳糖の除去を検討するのがよいでしょう。

乳糖不耐症は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?

乳糖不耐症は乳糖制限とβ-ガラクトシダーゼ製剤で治療し、副作用に発疹・腹部膨満・嘔吐・ショック症状などがあります。

乳糖不耐症のセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

乳糖不耐症が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?

乳製品摂取後に、下痢や腹痛を生じる場合は病院の受診を検討するとよいでしょう。

乳糖不耐症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?

乳糖不耐症が疑われる場合、消化器内科を受診するとよいでしょう。

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