乳糖不耐症
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2023/01/25
あなたの症状と乳糖不耐症の関連をAIでチェックする
乳糖不耐症について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
乳糖不耐症と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
お腹の痛みがある
- 症状の程度
- 日常生活に支障が出る程度に痛む
- 症状の出方
- 全く前ぶれもなく、ある瞬間から激しい症状が出現した
お腹にガスがたまったり、張った感じがする
- 症状の頻度
- ほぼ毎日同じような症状がある
お腹がゴロゴロ鳴っている
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
乳糖不耐症とはどんな病気ですか?
牛乳や乳製品に含まれる乳糖を消化する酵素が十分に分泌されないため、上手く消化できなくなっている状態のことです。現れやすい症状としては、小児では下痢と体重増加の遅れなどが、成人では、お腹の張りや下痢、腹痛などがあります。
乳糖不耐症への対処法は?
空腹時に牛乳を飲まないようにする、あるいは大量に一気に摂取しない、といった対策で症状が抑えられることがあります。また、牛乳では症状が出てしまう方でも、チーズやヨーグルトであれば摂取が出来ることがあります。
乳糖不耐症の専門医がいる近くの病院はありますか?
乳糖不耐症の専門医がいる病院を見る乳糖不耐症のQ&A
- A.
まずは正直に学校へ相談することが大切です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る学校給食で牛乳が飲めない場合、まずは正直に学校へ相談することが大切です。
担任の先生や、給食を担当している栄養士さん、保健室の先生に、乳糖不耐症であることを伝えましょう。
可能であれば、医師の診断書があると、学校側も状況を理解しやすくなります。
相談の上で、牛乳の提供を止めてもらう、代わりに水やお茶を用意してもらう、あるいは家庭から乳糖を含まない飲み物を持参する許可を得る、といった対応が考えられます。
学校によって対応方針は異なりますので、早めに具体的に相談し、無理なく給食の時間を過ごせる方法を見つけることが重要です。 - A.
基本的にはアーモンドミルクは飲むことができますが、飲む際は少量から摂取し、問題ないことを確認してください。
解説乳糖不耐症の場合、基本的にはアーモンドミルクは問題なく飲むことができます。
アーモンドミルクは、牛乳とは異なり、乳糖を含んでいません。
そのため、乳糖を消化する酵素が少ない乳糖不耐症の方が飲んでも、お腹がゴロゴロしたり、下痢になったりする心配は基本的にありません。
しかし、その他の原因がある場合は下痢などの消化器症状が出ることがあるので、注意が必要です。
また、ナッツアレルギーがある場合は摂取を控えてください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るI C Antunes et al.“Carbohydrate composition of cow milk and plant-based milk alternatives”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39369888/,(参照 2025-05-01).
Benjamin Misselwitz et al.“Update on lactose malabsorption and intolerance: pathogenesis, diagnosis and clinical management”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31427404/,(参照 2025-05-01). - A.
牛乳を加熱しても症状が出る可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る牛乳を加熱しても、お腹の不調の原因となる乳糖そのものが分解されたり、なくなったりするわけではありません。
そのため、乳糖不耐症の方が加熱した牛乳、例えばホットミルクなどを飲んだ場合でも、冷たい牛乳を飲んだ時と同様に、お腹がゴロゴロしたり、下痢をしたりする症状が出る可能性は残ります。
しかし、温めると症状が出にくくなる人もおり、それは体温に近い方がラクトース分解酵素(ラクターゼ)の活性が上がることや、胃腸への刺激が少ないためではないかと考えられています。 - A.
基本的には牛乳など乳糖を含む食品の摂取を控えることをお勧めします。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る乳糖不耐症は、乳製品など食事で乳糖を含む食品を摂取すると症状が出るため、それらの摂取を控えることで基本的に対処します。
しかしすべての乳製品が摂取できない訳ではありません。
ヨーグルトには乳酸菌が生産するラクターゼが含まれているため、症状が出にくいとされています。
また、チーズに含まれる乳糖の量も牛乳より少なく、摂取量にもよりますが人によっては症状が出にくい場合があります。
また、乳糖を減らした牛乳も市販で入手できるため、購入を検討するのもよいでしょう。
症状が強い場合はβ-ガラクトシダーゼ製剤などを用いることがあるため、詳しくは主治医と相談しましょう。 - A.
乳糖不耐症の人が生クリームを食べると、腹痛や下痢などの症状が出ることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る生クリームは牛乳から作られており、乳糖が含まれています。脂肪分が多いのが特徴ですが、乳糖もゼロではありません。
そのため、乳糖不耐症の人が生クリームを食べると、腹痛や下痢などの症状が出ることがあります。
どのくらいの量で症状が出るかは、その人の乳糖を分解する能力の程度によって大きく異なります。
ケーキの飾りなどで少量使われている程度なら大丈夫な人もいますが、生クリームをたっぷり使った料理やデザートをたくさん食べると、症状が出やすくなる可能性があります。 - A.
乳糖不耐症では、チーズでも吐き気や下痢などのお腹の症状が出ることがあります。
解説乳糖不耐症では、チーズでも吐き気や下痢などのお腹の症状が出ることがあります。
ただし、チーズは種類や製造過程の発酵や熟成によっては、原料の牛乳に含まれていた乳糖の多くが分解されるため、他の乳製品と比べると乳糖の量が少ない場合があります。
しかし、どの程度の量で症状が出るかは個人差が大きいです。そのため、具体的にどのような食事だと症状が出ないかなどについては、主治医とよく相談するようにしてください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るB. Misselwitz, et al. Gut. 2019, 68(11), 2080-2091.
M.S. Facioni, et al. Foods. 2021, 10(9), 2236. - A.
下痢やおなかの張り、放屁、そして不機嫌になったりすることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る赤ちゃんが乳糖不耐症でミルクがうまく消化できない場合、いくつかのサインがみられます。
最も一般的なのは下痢で、ゆるくて水っぽい便が頻繁に出たり、酸っぱいような匂いが強くなったりすることがあります。
また、お腹の中でガスがたくさん発生するため、お腹が張って、おならが増えたりします。
これらはお腹の不快感や痛みを伴うことがあるので、赤ちゃんが不機嫌になったり、ミルクを飲んだあとにぐずって泣いたりすることもあります。
もし赤ちゃんにこのような様子が見られたら、自己判断せずに小児科の先生に相談することが大切です。 - A.
個人差が大きいため、一概には言えませんが、一般的には食後30分から2時間くらいとされています。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る乳糖不耐症の人が、乳糖を含む食品を食べてから症状が出るまでの時間は、個人差が大きいですが、一般的には食後30分から2時間くらいで腹痛やお腹の張り、下痢などの症状が現れることが多いです。
ヨーグルトの場合、乳酸菌の働きで一部が分解されているため、他の乳製品よりは症状が出にくいと言われており、その他にも一緒に食べたもの、その人の体調によっても症状が出るまでの時間は変わってきます。
そのため、通常より症状が出るまで時間がかかる可能性があります。 - A.
ヨーグルトを食べ過ぎて下痢になる場合、乳糖不耐症の可能性も考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るヨーグルトを食べ過ぎて下痢になる場合、乳糖不耐症の可能性も考えられます。
ヨーグルトには乳糖が含まれていますが、乳酸菌の働きで一部が分解されているため、牛乳よりは症状が出にくいと言われています。
しかし、一度にたくさん食べすぎると、分解しきれない乳糖によって下痢を起こすことがあります。
ただし、原因は乳糖不耐症だけとは限りません。冷たいものを一度にたくさん食べた刺激や、ヨーグルトに含まれる他の成分が原因となることもあります。 - A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説乳糖不耐症の主な症状は、乳糖を含む食品の摂取後に数時間から数日以内に発生する下痢です。
また、腸内細菌による乳糖の発酵により、腹部の膨満感や腹鳴(お腹が鳴る音)が生じることもあります。
さらに、反復性のけいれん性腹痛を伴う場合もあります。 これらの症状がある場合は乳糖不耐症の可能性があります。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、乳糖不耐症かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本小児栄養消化器肝臓学会.乳糖不耐症 概要.小児慢性特定疾病情報センター,https://www.shouman.jp/disease/details/12_01_001/(参照 2025-02-26)
難治性下痢症診断の手引き.Ⅰ 難治性下痢症診断アルゴリズムの解説 | 難治性下痢症診断の手引き.https://www.jspghan.org/idi/index.html(参照 2025-02-26) - A.
乳糖不耐症の初期症状は、水様性下痢、腹部膨満感、腹鳴、けいれん性腹痛などがあります。
解説乳糖不耐症の初期症状としては、乳糖を含む食品の摂取後、数時間から数日以内に発生する下痢が挙げられます。
この症状は、ラクターゼが不足しているために牛乳などに含まれる乳糖をうまく分解できず、栄養の吸収がうまくいかなかった結果として起こります。
また、腸内細菌による乳糖の発酵により、腹部の膨満感や腹鳴(お腹が鳴る音)が生じることもあります。
さらに、反復性のけいれん性腹痛を伴う場合もあります。
これらの症状は、乳糖の摂取を中止することで、通常、数時間から1日程度で改善します。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本小児栄養消化器肝臓学会.乳糖不耐症 概要.小児慢性特定疾病情報センター,https://www.shouman.jp/disease/details/12_01_001/(参照 2025-02-26)
難治性下痢症診断の手引き.Ⅰ 難治性下痢症診断アルゴリズムの解説 | 難治性下痢症診断の手引き.https://www.jspghan.org/idi/index.html(参照 2025-02-26) - A.
乳糖不耐症の症状は、水様性下痢、腹部膨満感、腹鳴、けいれん性腹痛などがあります。
解説乳糖不耐症の主な症状は、乳糖を含む食品の摂取後に数時間から数日以内に発生する下痢です。
この症状は、ラクターゼが不足しているために、牛乳などに含まれる乳糖をうまく分解できず、栄養の吸収がうまくいかなかった結果として起こります。
また、腸内細菌による乳糖の発酵により、腹部の膨満感や腹鳴(お腹が鳴る音)が生じることもあります。
さらに、反復性のけいれん性腹痛を伴う場合もあります。
これらの症状は、乳糖の摂取を中止することで、通常、数時間から1日程度で改善します。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本小児栄養消化器肝臓学会.乳糖不耐症 概要.小児慢性特定疾病情報センター,https://www.shouman.jp/disease/details/12_01_001/(参照 2025-02-26)
難治性下痢症診断の手引き.Ⅰ 難治性下痢症診断アルゴリズムの解説 | 難治性下痢症診断の手引き.https://www.jspghan.org/idi/index.html(参照 2025-02-26)
乳糖不耐症について、医師からのよくある質問
- ラクトレス、ノンラクト、無乳糖ミルクなどを飲ませると下痢や軟便が改善しますか?
- お腹の痛みがありますか?
- 便がゆるいか、あるいは下痢をしていますか?
- お腹にガスがたまったり、張った感じがしていますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 消化器内科