潰瘍性大腸炎
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更新日:8/22/2023
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潰瘍性大腸炎について「ユビー」でわかること
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潰瘍性大腸炎のQ&A
- A.
大腸の粘膜に炎症が起こる病気です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る潰瘍性大腸炎とは、大腸の粘膜に炎症が起こる病気です。
大腸のどの範囲にまで炎症がおよんでいるかによって、潰瘍性大腸炎はいくつかの種類に分類されます。
症状としては、血便や腹痛、下痢などが見られるほか、関節痛や皮膚など腸以外にも合併症が出ることがあります。
また、炎症が長年続くと大腸がんが発生してくる可能性があります。 - A.
腹痛、下痢、便に血液が混ざるなどの症状が現れます。重症化すると貧血、めまいなども起こります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る血便や腹痛、下痢などの症状が見られます。
炎症が強い場合、発熱することもあります。
また、血便による出血が多いと貧血を起こすこともあります。
めまいや関節痛が生じたり、皮膚が赤くなったりただれたりと、腸以外に症状が出る合併症をともなう場合もあります。
潰瘍性大腸炎では、症状が完全になくなることは基本的になく、症状がずっと続くケースや、落ち着いたり再発したりを繰り返すケースがほとんどです。
治療も完治をめざすというよりは、なるべく症状が治まって落ち着いた状態を維持していくことが基本方針になります。 - A.
原因はいまだ明らかでなく、難病の一つとされています。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る同じ家系の中で複数名が発症するケースがあることなどから、なんらかの遺伝子が関与していると考えられています。
また、不健全な食生活による腸内環境の乱れが影響しているという説や、免疫反応が過剰に働いて大腸を攻撃してしまうことによるという説もあります。 - A.
男女差はなく、若者から高齢者まで発症する可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る発症のピークは20歳ですが、高齢になってから発症することもあります。
病気そのものの原因がよくわかっていないこともあり、どのような人がなりやすいかははっきりしていません。 - A.
出血したり、腸が拡張したり、腸に穴があいたりすることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る血便や腹痛、下痢などの症状が続くうちに、貧血を起こしたり、出血の程度によってはショックを起こしたりするおそれがあります。
また、炎症が進むと腸に穴が空いてしまうこともあります。
腸に穴が空いた場合、腹膜炎をきたして命にかかわる危険な事態になるおそれがあるため、緊急手術が必要になることがあります。 - A.
7~8年以上経過すると、大腸がんを発症しやすいことがわかっています。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る炎症がくすぶっている状態が長期にわたって続くと、大腸の粘膜が著しく傷つけられて大腸がんを発症することがあります。
炎症のある箇所のみにとどまらず、大腸のあちこちにがんが出現するケースや、時間をおいて大腸以外の箇所にがんが発生するケースもあります。 - A.
おもに大腸の内視鏡検査を行います。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る貧血や感染がないかどうか一般的な血液検査で診たうえで、腸の状態を直接確認する大腸内視鏡検査を行います。
場合によっては大腸の一部を採取(生検)し、顕微鏡を用いて診断や状態の確認を行います。
症状が重い場合、他の画像の検査(CTなど)をあわせて行うこともあります。 - A.
予防法は確立されていませんが、規則正しい食生活は大切だと言われています。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る腸内環境の悪化が発症の原因の一つとも考えられているため、バランスよく規則正しい食生活を送ることは重要です。
たとえば飲酒したからといって病気が発症するわけではありませんが、一般的に体によくないこと(大量飲酒や喫煙、脂肪分や糖分のとりすぎ)は体を整えるという意味で避けたほうがいいでしょう。
また、疲れや睡眠不足でストレスがたまった状態もよくありません。
規則正しい、心身ともに無理のない生活を心がけることが必要です。 - A.
おもに大腸の炎症を抑える薬で治療します。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る炎症を抑えるために、飲み薬と、大腸にじかに効き目がおよぶ坐薬を用います。
症状が重い場合、注射薬や免疫を抑える薬を使ったり、入院して絶食を行って腸を休めたりします。
一度血液を体の外に出して、炎症を引き起こしている白血球を取り除く治療(血球除去療法)を行うこともあります。
それでもよくならない場合、必要に応じて大腸の切除も検討します。 - A.
再発する場合も多いので、薬の減量や中止については医師と相談しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る現在の潰瘍性大腸炎の治療はあくまで炎症を抑えるもので、原因にはたらきかけて病気そのものを治すものではありません。
そのため、基本的にはずっと治療を続けていく必要があります。
ただし、症状が数年落ち着いていれば、内服薬を休止・中止できる可能性もあります。
その場合はかかりつけの医師と相談して方針を決めていきます。
潰瘍性大腸炎について、医師からのよくある質問
- 便に赤い血が混じっていますか?
- 便の色がおかしいですか?
- お腹の痛みがありますか?
- 便の形がおかしいですか?
- 腹痛がはじまると、便がゆるくなりますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 消化器内科