潰瘍性大腸炎の診断基準を教えてください。
潰瘍性大腸炎の診断は、症状、内視鏡検査または注腸X線検査、組織学的検査の3つで行います。
潰瘍性大腸炎の診断は、症状、内視鏡所見または注腸X線検査、組織学的検査の3つを総合的に評価して行います。
具体的には、以下の①〜③のいずれかに該当する場合、潰瘍性大腸炎の診断となります。
①Aを満たし、かつB-1、B-2、Cのいずれかを満たす
②B-1、B-2、Cのいずれかを繰り返し満たす
③組織学的に潰瘍性大腸炎に特徴的な所見を認める
A.症状:持続または反復する血便がある
B-1.内視鏡検査:大腸カメラで潰瘍性大腸炎に特徴的な所見を認める
B-2.注腸X線検査:お尻から造影剤を入れてレントゲンを撮影する注腸X線検査で、潰瘍性大腸炎に特徴的な所見を認める
C.組織学的検査:手術や内視鏡検査で採取した組織を顕微鏡で見る組織学的検査で、潰瘍性大腸炎に特徴的な所見を認める
横浜医療センター 消化器科
川崎 千瑛 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
潰瘍性大腸炎
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ