潰瘍性大腸炎の悪化のサインや再燃の前兆は?再燃したらどうする?
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潰瘍性大腸炎が再燃する前兆はありますか?
潰瘍性大腸炎が再燃する前兆はありますか?
潰瘍性大腸炎が再燃する前兆としては、主症状と同様に下痢や血便、腹痛を伴うことがあります。
潰瘍性大腸炎は病因不明の難治性の病気で、再燃と寛解を繰り返す特徴があります。
潰瘍性大腸炎の発症後、3~7年の間に57%の患者さんは、ときどき再燃を起こす状態にあるという報告があります。特に発症後1年目に再燃が多く見られます。
潰瘍性大腸炎が再燃する前兆としては、主症状と同様に下痢や血便、痙攣性、または持続的な腹痛を伴うことがあります。
再燃の原因としては、ストレスが関与することが多いと言われており、強いストレスが長期間続くと、その後8ヶ月間に再燃のリスクが3倍になるという報告もあります。
しかし、潰瘍性大腸炎の症状が落ち着いている時期にもかかわらず、下痢や腹痛などの症状が続く事例もあります。
病院に通院している場合には、体の症状が出る前に血液検査の貧血や、炎症反応の変化によって再燃を見つけることができる場合があります。
(参考文献)
潰瘍性大腸炎の悪化のサインはどのようなものですか?
潰瘍性大腸炎の悪化のサインはどのようなものですか?
血便の増加や下痢の回数増加、発熱、脈が速くなるなどが主な悪化のサインとされています。
潰瘍性大腸炎の悪化を示す主な症状
潰瘍性大腸炎は、症状が落ち着いている時期(寛解期)と症状が悪化する時期(活動期)を繰り返す病気です。以下のような症状が現れたり強まったりした場合は、悪化(再燃)のサインと考えられます。
- 血便の増加:便に混じる血液の量が増える、またはほとんどが血液になる
- 下痢の回数の増加:1日の排便回数が明らかに増える
- 腹痛:お腹の痛みが強くなる、または持続する
- 発熱:37.5℃以上の熱が出る
- 脈が速くなる:安静時でも脈拍が速くなる
潰瘍性大腸炎の重症度の目安
潰瘍性大腸炎の重症度は、排便回数や血便の程度、発熱、脈拍、貧血などをもとに判定されます。たとえば、1日の排便回数が6回以上で血便がひどく、さらに発熱(37.5℃以上)や脈拍の増加(1分間に90回以上)がみられる場合は「重症」と判定される基準にあてはまります。
さらに悪化した「劇症」では、1日15回以上の血性下痢や38.5℃以上の持続する高熱、強い腹痛がみられることがあります。
潰瘍性大腸炎が重症化するとどうなる?
重症化すると、腸からの出血が増えることで貧血が進み、体重減少や食欲不振といった全身症状が現れることがあります。また、まれに大腸が異常に膨らむ「中毒性巨大結腸症(ちゅうどくせいきょだいけっちょうしょう)」や、大腸に穴があく「穿孔(せんこう)」といった重い合併症が起こることがあり、緊急の手術が必要になる場合もあります。
潰瘍性大腸炎の悪化に気づいたら
血便の増加や排便回数の増加、発熱などの症状が現れた場合は、悪化のサインの可能性があります。また、肉体的・精神的なストレスが再燃のきっかけになることも指摘されています。症状の変化に気づいたときは、早めに医療機関への受診をご検討ください。
(参考文献)
潰瘍性大腸炎が再燃した場合の対処法を教えてください。
潰瘍性大腸炎が再燃した場合の対処法を教えてください。
再燃時には、症状や重症度に合わせて炎症を抑えるお薬を使用します。
潰瘍性大腸炎は、再燃と寛解を繰り返しながら慢性的に持続することが多い病気です。
再燃時には、症状や重症度に合わせて5-アミノサリチル酸(5-ASA)や副腎皮質ステロイド、免疫調節薬などの炎症を抑える効果のあるお薬が使用されます。
症状が治まり、寛解状態になったら、寛解を維持するために5-ASAなどを継続的に使用します。寛解時には症状はありませんが、再燃を予防するために医師の指示に従って使用を続けてください。
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編集・監修基準について
本記事は情報の正確性を担保するため、以下のフローを経て作成・公開されています。
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医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
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