潰瘍性大腸炎が再燃する前兆はありますか?
潰瘍性大腸炎が再燃する前兆としては、主症状と同様に下痢や血便、腹痛を伴うことがあります。
潰瘍性大腸炎は病因不明の難治性の病気で、再燃と寛解を繰り返す特徴があります。
潰瘍性大腸炎の発症後、3~7年の間に57%の患者さんは、ときどき再燃を起こす状態にあるという報告があります。特に発症後1年目に再燃が多く見られます。
潰瘍性大腸炎が再燃する前兆としては、主症状と同様に下痢や血便、痙攣性、または持続的な腹痛を伴うことがあります。
再燃の原因としては、ストレスが関与することが多いと言われており、強いストレスが長期間続くと、その後8ヶ月間に再燃のリスクが3倍になるという報告もあります。
しかし、潰瘍性大腸炎の症状が落ち着いている時期にもかかわらず、下痢や腹痛などの症状が続く事例もあります。
病院に通院している場合には、体の症状が出る前に血液検査の貧血や、炎症反応の変化によって再燃を見つけることができる場合があります。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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