潰瘍性大腸炎で見られる腹痛はどのような痛みですか?

潰瘍性大腸炎では腹痛はよく起こり、けいれん性や持続的な腹痛が起こることもあります。

解説

潰瘍性大腸炎において、腹痛はよく起こり、けいれん性や持続的な腹痛が起こることもあります。
けいれん性の腹痛とは、腸がけいれん状に収縮して起こる激しい痛みです。腹痛を含む下痢などの症状は、長期間にわたって現れたり、治まったりを繰り返します。

潰瘍性大腸炎では腹痛以外にも、

  • 粘血便(約40%)
  • 下痢(約35%)
  • 腹部不快感(約30%)

などが主な症状として報告されています。

潰瘍性大腸炎の症状については、「潰瘍性大腸炎ではどのような症状が見られますか?」もご覧ください。

公開日

最終更新日

富士在宅診療所 一般内科

本間 雄貴 監修

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関連するQ&A

潰瘍性大腸炎とはどのような病気ですか?

大腸の粘膜に炎症が起こり、ただれや潰瘍ができる病気です。

潰瘍性大腸炎ではどのような症状が見られますか?

腹痛、下痢、便に血液が混ざるなどの症状が現れます。重症化すると貧血、めまいなども起こります。

潰瘍性大腸炎になる原因は何ですか?

原因はいまだ明らかでなく、難病の一つとされています。

潰瘍性大腸炎にはどのような人がなりやすいですか?

男女差はなく、若者から高齢者まで発症する可能性があります。

潰瘍性大腸炎を放置するとどうなりますか?

出血したり、腸が異常に膨らんだり、腸に穴があくなど重症な合併症をおこす危険があります。

潰瘍性大腸炎は大腸がんと関係がありますか?

7~8年以上経過すると、大腸がんを発症しやすいことがわかっています。

潰瘍性大腸炎ではどのような検査を行いますか?

おもに大腸の内視鏡検査を行います。

潰瘍性大腸炎の予防のためにできることを教えてください。

予防法は確立されていませんが、規則正しい食生活は大切だと言われています。

潰瘍性大腸炎ではどのような治療を行いますか?

おもに大腸の炎症を抑える薬で治療します。

潰瘍性大腸炎は一度治っても再発しますか?

再発する場合も多いので、薬の減量や中止については医師と相談しましょう。

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