潰瘍性大腸炎で見られる腹痛はどのような痛みですか?
潰瘍性大腸炎では腹痛はよく起こり、けいれん性や持続的な腹痛が起こることもあります。
潰瘍性大腸炎において、腹痛はよく起こり、けいれん性や持続的な腹痛が起こることもあります。
けいれん性の腹痛とは、腸がけいれん状に収縮して起こる激しい痛みです。腹痛を含む下痢などの症状は、長期間にわたって現れたり、治まったりを繰り返します。
潰瘍性大腸炎では腹痛以外にも、
- 粘血便(約40%)
- 下痢(約35%)
- 腹部不快感(約30%)
などが主な症状として報告されています。
潰瘍性大腸炎の症状については、「潰瘍性大腸炎ではどのような症状が見られますか?」もご覧ください。
公開日:
最終更新日:
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
難病情報センター.潰瘍性大腸炎(指定難病97).難病情報センター,https://www.nanbyou.or.jp/entry/62(参照 2024-06-11)
日本消化器学会.“日本消化器病学会 患者さんとご家族のためのIBDガイド 2023”.日本消化器病学会.https://www.jsge.or.jp/committees/guideline/disease/pdf/ibd_2023.pdf,(参照 2024-06-11).
難病情報センター.“用語:痙攣性の腹痛 (けいれんせいのふくつう)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/glossary/%E7%97%99%E6%94%A3%E6%80%A7%E3%81%AE%E8%85%B9%E7%97%9B,(参照 2024-06-11).
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