潰瘍性大腸炎で早死にすることはありますか?また、死亡率はどれくらいでしょうか?
発症した時に重篤な合併症がある場合は致命的になる危険性もありますが、比較的稀です。適切な治療によって症状が落ち着いていれば、一般の方と死亡率に差はないと言われています。
潰瘍性大腸炎は原因がまだわかっていない難病ですが、適切な治療を続けていれば安定した日常生活を送ることが可能で、死亡率が上がることはありません。
しかし、発症した時に重症だと、手術に至る確率や死亡率が上がると言われています(明確な死亡率はわかっていません)。
炎症が続いている(症状が出ている)状態が長いほど大腸がんを合併するリスクが上がります。大腸がんはひとつでないことも多く、同時に複数できる、もしくは時間差でできやすいことがわかっています。合併する大腸がんが進行していれば余命に関わります。
また、大腸がんはひとつでないことも多く、同時に他の大腸の部分に複数できたり、一度治療しても時間が経つとまた別の場所にできたりしやすいことがわかっています。
公開日:
最終更新日:
新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器科
吉岡 藍子 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
𝕏ユビー病気のQ&A
治療が必要な患者様へのお願い
潰瘍性大腸炎
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。