なかなか治らない潰瘍性大腸炎の治し方を教えてください。
お薬が効かない場合には他のお薬に変更したり、場合によっては手術も検討されます。
潰瘍性大腸炎の重症さの度合いは人によってさまざまで、病気の無い方とほぼ同じ生活をしてもあまり問題の無い方から、病状が重く長期の入院や、外科手術が必要になる方までさまざまです。
治療は基本的に内科的治療です。一定期間お薬を服用してもなかなか治らない場合、お薬の変更が検討されます。
例えば、トファシチニブクエン酸塩(ゼルヤンツⓇ)は、他のお薬(ステロイド、免疫抑制剤、生物製剤)が十分に効かない、中等症から重症の潰瘍性大腸炎に使用されます。
これはヤヌスキナーゼ阻害薬と呼ばれる、免疫細胞に作用して炎症を抑える効果のあるお薬です。
また、これらのお薬が無効であったり、副作用によりお薬の使用が難しい場合などには手術も検討されます。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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