潰瘍性大腸炎でステロイドを使っても効果が見られない場合、どのような治療の選択肢がありますか?
他のお薬に変更するほか、血球成分除去療法と呼ばれる治療法もあります。
ステロイドを使っても効果が見られない場合には、他の内科的治療が検討されます。
例えば、トファシチニブクエン酸塩(ゼルヤンツⓇ)は、他のお薬(ステロイド、免疫抑制剤、生物製剤)が十分に効かない、中等症から重症の潰瘍性大腸炎に使用されることがあります。 これはヤヌスキナーゼ阻害薬と呼ばれる、免疫細胞に作用して炎症を抑える効果のあるお薬です。
また、血球成分除去療法と呼ばれる、血液中から異常に活性化した白血球を取り除く治療法もあります。
これらの内科的治療が無効であったり、副作用によりお薬の使用が難しい場合などには外科手術となる場合もあります。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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