潰瘍性大腸炎のステロイドは、どれくらいの期間で効くのでしょうか?
ステロイドを使用した場合、通常は7~10日間で効果が出ます。
通常は7~10日間で効果が出るかどうかを判定しますが、ステロイドが効かない患者さんもいます。
潰瘍性大腸炎において、ステロイドは中等症から重症の患者さんに使用され、強力に炎症を抑える効果があります。
経口のステロイドに反応しない場合や、重症・激症の患者さんでは、点滴での治療になる場合もあります。
通常は7~10日間の投与が行われ、改善がみられない場合は免疫抑制剤または手術が検討されます。
ステロイドは炎症を抑える効果は強いですが、寛解を維持する効果はありません。漫然とした長期の使用は副作用を引き起こす可能性があるため、使用期間には注意を要します。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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