潰瘍性大腸炎で入院するのは、どのような場合ですか?

中等症・重症の患者さんは入院して治療することがあります。

解説

中等症・重症の患者さんは入院して治療することがあります。

潰瘍性大腸炎は、多くの患者さんでは飲み薬での内科的治療を行い、入院する必要はありません。

しかし、中等症・重症の患者さんで、大腸以外にも症状が出ている場合などには、絶食や点滴治療のための入院が必要となることがあります。

高齢の患者さんでは、非高齢の患者さんと比べると入院率が高くなっています。これは潰瘍性大腸炎そのものの症状のほか、合併症などの影響があるためだと考えられます。

また、お薬が効かない・副作用でお薬が使用できないなどの理由から内科的治療のみでは難しいとき、外科手術が必要な場合があります。この場合、入院して手術治療を行うことになります。

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最終更新日

医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科

石川 翔理 監修

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潰瘍性大腸炎

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潰瘍性大腸炎とはどのような病気ですか?

大腸の粘膜に炎症が起こり、ただれや潰瘍ができる病気です。

潰瘍性大腸炎ではどのような症状が見られますか?

腹痛、下痢、便に血液が混ざるなどの症状が現れます。重症化すると貧血、めまいなども起こります。

潰瘍性大腸炎になる原因は何ですか?

原因はいまだ明らかでなく、難病の一つとされています。

潰瘍性大腸炎にはどのような人がなりやすいですか?

男女差はなく、若者から高齢者まで発症する可能性があります。

潰瘍性大腸炎を放置するとどうなりますか?

出血したり、腸が異常に膨らんだり、腸に穴があくなど重症な合併症をおこす危険があります。

潰瘍性大腸炎は大腸がんと関係がありますか?

7~8年以上経過すると、大腸がんを発症しやすいことがわかっています。

潰瘍性大腸炎ではどのような検査を行いますか?

おもに大腸の内視鏡検査を行います。

潰瘍性大腸炎の予防のためにできることを教えてください。

予防法は確立されていませんが、規則正しい食生活は大切だと言われています。

潰瘍性大腸炎ではどのような治療を行いますか?

おもに大腸の炎症を抑える薬で治療します。

潰瘍性大腸炎は一度治っても再発しますか?

再発する場合も多いので、薬の減量や中止については医師と相談しましょう。

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