潰瘍性大腸炎の内視鏡所見ではどのような特徴がありますか?

潰瘍性大腸炎では、炎症により血管が見えづらくなったり、出血がみられるなどの内視鏡所見が特徴的です。

解説

潰瘍性大腸炎では、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)を行うことで、いくつかの特徴的な内視鏡所見が見られます。

軽度の潰瘍性大腸炎では、血管透見像の消失という所見を見ることができます。これは正常な大腸粘膜であれば見えるはずの細い血管が、大腸の粘膜が炎症でむくんでしまうことで見えなくなる、というものです。

病気の活動性が進行した重度の潰瘍性大腸炎では、出血や潰瘍といって、粘膜そのものが無くなってしまい、大腸の壁がガタガタになってしまっている所見が出てきます。

公開日

最終更新日

医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科

石川 翔理 監修

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潰瘍性大腸炎

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関連するQ&A

潰瘍性大腸炎とはどのような病気ですか?

大腸の粘膜に炎症が起こり、ただれや潰瘍ができる病気です。

潰瘍性大腸炎ではどのような症状が見られますか?

腹痛、下痢、便に血液が混ざるなどの症状が現れます。重症化すると貧血、めまいなども起こります。

潰瘍性大腸炎になる原因は何ですか?

原因はいまだ明らかでなく、難病の一つとされています。

潰瘍性大腸炎にはどのような人がなりやすいですか?

男女差はなく、若者から高齢者まで発症する可能性があります。

潰瘍性大腸炎を放置するとどうなりますか?

出血したり、腸が異常に膨らんだり、腸に穴があくなど重症な合併症をおこす危険があります。

潰瘍性大腸炎は大腸がんと関係がありますか?

7~8年以上経過すると、大腸がんを発症しやすいことがわかっています。

潰瘍性大腸炎ではどのような検査を行いますか?

おもに大腸の内視鏡検査を行います。

潰瘍性大腸炎の予防のためにできることを教えてください。

予防法は確立されていませんが、規則正しい食生活は大切だと言われています。

潰瘍性大腸炎ではどのような治療を行いますか?

おもに大腸の炎症を抑える薬で治療します。

潰瘍性大腸炎は一度治っても再発しますか?

再発する場合も多いので、薬の減量や中止については医師と相談しましょう。

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