好酸球性食道炎が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
子どもの場合は小児科、成人の場合は消化器内科を受診してください。特に胸のつかえ感、胸焼け、胸痛等の症状が続く場合や、それにより食事がとれないような場合は早めに受診しましょう。
乳幼児・小児では、食べることを嫌がる、嘔吐のため食べられないといった状態が続く場合、小児科を受診してください。
成人では、固形物の飲み込みづらさ、胸のつかえ、胃酸の逆流による症状(胸の痛み、胸焼け、酸っぱいものが上がってくる)といった症状があれば、消化器内科を受診してください。
逆流性食道炎(胃食道逆流症)と、すでに診断されて薬を飲んでいるのになかなか症状が良くならない時にも、好酸球性食道炎の可能性があります。
確定診断のためには、まず上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)を行います。
好酸球性食道炎では、内視鏡検査で食道の粘膜に異常が見られないこともあるため、疑われる場合には、内視鏡検査の際に食道の組織を一部採って、顕微鏡で詳しく調べます(生検検査/病理検査)。
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最終更新日:
東日本橋内科クリニック 一般内科
平松 由布季 監修
(参考文献)
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