好酸球性食道炎
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/03/28
あなたの症状と好酸球性食道炎の関連をAIでチェックする
好酸球性食道炎について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
好酸球性食道炎と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
食べ物が飲み込みにくい
- 自覚した時期
- 1日以内から
のどの圧迫感や詰まるような感じがする
- 自覚した時期
- 1日以内から
- 症状の経過
- 改善も悪化もしていない
好酸球性食道炎とはどんな病気ですか?
「好酸球性食道炎」とは、好酸球というアレルギーに反応する白血球が食道に集まり炎症を起こす疾患です。食道の働きが悪くなり胸のつかえ感や痛みが生じます。飲み込みの悪さや食道の組織を検査し診断します。治療は胃酸の分泌を抑える内服や内視鏡で狭窄部位を拡張します。消化器科で診断、治療が出来ます。
好酸球性食道炎への対処法は?
診断には内視鏡検査が必要です。症状が続く場合は、医療機関を受診しましょう。
好酸球性食道炎の専門医がいる近くの病院はありますか?
好酸球性食道炎の専門医がいる病院を見る好酸球性食道炎のQ&A
- A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るご自身で好酸球性食道炎かどうか判別することは難しいです。胸のつかえ感、胸焼け、胸の痛みがあれば、消化器内科を受診してください。また、すでに逆流性食道炎(胃食道逆流症)と診断され、胃薬を飲んでいるのになかなか症状が良くならない場合は、かかりつけ医に好酸球性食道炎ではないか相談してみてください。
- A.
食べ物のつかえ感で気づかれることが多いです。乳児では哺乳がうまくできない、嘔吐、腹痛で気づかれます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る乳幼児では、食べることを嫌がる、嘔吐が多くみられます。小児〜青年期になると、嘔吐の他にも、腹痛や飲み込みづらさ、胸のつかえを感じるようになります。成人では、固形物の飲み込みづらさが一般的な症状です。
- A.
慢性的な食道の炎症により食べ物の通りにくさ、つかえ感、胸焼け、胸の痛みを生じます。
解説子どもでは、食べるのを嫌がる、吐き気、嘔吐、胸焼けなどがみられます。食事量が少ないと、発育不良になる可能性もあります。
成人では、飲み込みづらさ、胸のつかえの他、胃酸の逆流による症状(胸の痛み、胸焼け、酸っぱいものが上がってくる)などがみられます。無意識に、よく噛む、小さく刻む、ソースなどでとろみをつける、食べた後に飲み物で流し込む、肉やパンなどの固形物を避けるなど、対処している可能性があります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るRichard J Noel et al. Eosinophilic Esophagitis. N Engl J Med. 2004, 351, p.940-941.
Spiros N Sgouros et al. Eosinophilic esophagitis in adults: a systematic review. Eur J Gastroenterol Hepatol. 2006, 18, p.211-217.
Glenn T. Furuta et al. Eosinophilic Esophagitis. N Engl J Med. 2015, 373, p.1640-1648. - A.
なぜ好酸球が集まるかは不明です。アレルギー性疾患を抱える方に多く発症することが分かっています。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る好酸球性食道炎の原因はまだ十分わかっていません。遺伝子の異常で食道の粘膜が傷つきやすく、食べ物や空気中のアレルギー物質が入ってきやすい状態になっているため、アレルギー反応を起こしやすくなっているのではないかと考えられています。
監修医師
診療科・専門領域
- 消化器内科