好酸球性食道炎の診断基準はなんですか?
飲み込みづらさなどの症状があり、かつ、食道の粘膜に好酸球が一定数以上集まっていることを確認し、診断します。
好酸球性食道炎の診断には、次の3つを満たす必要があります。
- 食道の機能が低下した症状(飲み込みづらさなど)があること
- 内視鏡検査で食道の粘膜組織を6カ所以上から採り、高倍率の顕微鏡で観察したとき、1視野あたり15個以上の好酸球が集まっていること
- 他の病気ではないこと(他の病気でも食道に好酸球が集まることがあるため)
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最終更新日:
東日本橋内科クリニック 一般内科
平松 由布季 監修
(参考文献)
Evan S Dellon et al. Updated international consensus diagnostic criteria for eosinophilic esophagitis: Proceedings of the AGREE conference. Gastroenterology. 2018, 155, p.1022-1033.
Alfredo J Lucendo et al. Guidelines on eosinophilic esophagitis: evidence-based statements and recommendations for diagnosis and management in children and adults. United European Gastroenterol J
. 2017, 5, p.335-358.
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