穿孔性腹膜炎とはなんですか?
胃や腸に穴が開くことで発生する腹膜炎です。
穿孔性腹膜炎とは、胃や腸に穴が開くことで発生する腹膜炎です。非常に急を要する状態で、ただちに手術治療を行う必要があります。
腹膜炎とは、お腹の腹膜に炎症が生じた状態です。原因はさまざまですが、穿孔性腹膜炎とは、その中でも、胃や腸に穴が開く、消化管穿孔で起こる腹膜炎を指します。
胃や十二指腸、大腸には、食べたものや消化液、便が入っており、穴が開くとそれらの内容物がお腹の中に散らばる結果となります。
それらの内容物が腹膜に触れることで、炎症を引き起こします。通常激しい腹痛を伴い、緊急の外科手術を行わなければ命に関わる状況です。
強い腹痛のために救急搬送されることがほとんどですが、ただちに治療が必要な状況です。
穿孔性腹膜炎を疑う症状があれば、ただちに医療機関を受診しましょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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