腹膜炎はどのような痛みですか?
強い腹痛が現れます。
腹膜炎とは、お腹の腹膜に炎症が起きる状態です。
腹膜炎の原因はさまざまですが、一般的な急性腹膜炎の原因としては、虫垂炎、胆嚢炎、消化管穿孔、急性膵炎などが挙げられます。
いずれも、ただちに治療が必要となる重症な状態です。
症状の出現の仕方、部位は原因によって異なりますが、一般的にどの場合でも強い腹痛を伴うことが多いです。
腹部の診察でお腹を押すと痛みが強くなり、また、歩く振動でも痛みが増強するため、前かがみの姿勢で歩くほどです。
炎症が特定の部位に留まっている場合には、痛みの場所もある程度限られており、例えば胆嚢炎であれば右上、虫垂炎であれば右下の痛みを訴えることが多いとされています。
炎症がお腹全体に広がると痛みも腹部全体となります。
腹膜炎はただちに治療が必要な状況であることが多く、強い痛みを伴うため、救急車で搬送される場合も珍しくありません。
腹膜炎を疑う症状があれば、ただちに医療機関を受診しましょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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