腹膜炎の末期症状はどのようなものがありますか?
血圧低下、意識障害、尿量の低下などの症状に注意が必要です。
腹膜炎の多くは急性の病気であり、がんのような悪性の病気とは異なる経過をたどります。
緊急の手術を行わなければ、ただちに命に危険が及ぶ場合が多いです。そのため、一般的に末期症状という表現は、あまり用いられない場合が多いです。
しかし、病状が悪化し、命に危険が及ぶ際に特徴的な症状はいくつか挙げることができます。
一般的に病状が悪化し、生命に危険が及ぶ状況では、全身の臓器に障害が現れます。
例えば、意識状態が変化し、正しい応答ができなくなる、血圧が低下する、尿が出なくなる、といった症状があれば注意が必要です。
そのような状況では全身の管理が必要となる場合が多く、危険な状況です。
腹膜炎の状態では、強い腹痛を伴う場合が多いです。腹痛に加え、上記のような症状があれば、ただちに医療機関を受診しましょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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