腹膜炎の場合、どのような検査を行いますか?
血液検査、腹部超音波検査、CT検査などが一般的に行われます。
腹膜炎とは、お腹の腹膜に炎症が生じた状態です。
腹膜炎の原因はひとつでなく、虫垂炎や胆嚢炎、消化管穿孔、急性膵炎など複数の原因がありえます。
腹膜炎は強い腹痛が生じるため、腹痛の症状で病院を受診、あるいは搬送されてくることが一般的です。
検査としてはまず血液検査で、炎症反応や、特定の臓器に障害が及んでいるかの指標(肝臓の値や膵臓の値)に異常があるかを確認します。
加えて、画像検査も必須です。腹部超音波検査は胆嚢炎や外傷性の出血などを診断することに優れています。
CT検査では、消化管穿孔、腸閉塞、急性膵炎などの診断を行うことができます。
腹膜炎は多くの場合、ただちに治療が必要な状況であり、速やかな検査、診断が望ましいです。
強い腹痛など、腹膜炎を疑う症状があれば、ただちに病院を受診しましょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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