ベーチェット病の場合、主にどのような治療をしますか?
ベーチェット病ではさまざまな異常が起きますので、それぞれの患者さんに合わせた治療が行われます。
ベーチェット病ではさまざまな場所に異常が生じますので、異常を生じた箇所や重症度によって治療が異なります。
たとえば、以下のような治療法があります。
口の中や性器の症状がある場合
ステロイドの塗り薬や、コルヒチンという飲み薬が使われます。
目の症状がある場合
点眼薬や、重症例では免疫抑制剤や生物学的製剤が使われます。
繰り返す口内炎に加えて、皮膚や目、性器の症状がある場合は、ベーチェット病が疑われますので、症状に応じて内科や皮膚科、眼科、耳鼻科を受診しましょう。どのような治療が適しているかは、専門の医療機関で医師に相談しましょう。
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最終更新日:
手稲渓仁会病院 総合内科 アレルギー・膠原病内科 医長
中村 海人 監修
(参考文献)
日本リウマチ財団 教育研修委員会. リウマチ病学テキスト改訂第2版. 診断と治療社. 2016
日本ベーチェット病学会.“ベーチェット病診療ガイドライン”..https://minds.jcqhc.or.jp/common/wp-content/plugins/pdfjs-viewer-shortcode/pdfjs/web/viewer.php?file=https://minds.jcqhc.or.jp/common/summary/pdf/c00561.pdf&dButton=false&pButton=false&oButton=false&sButton=true#zoom=auto&pagemode=none&_wpnonce=3b871a512b,(参照 2024-02-07).
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