ベーチェット病の寿命はどのくらいですか?
ベーチェット病は一般的に予後は悪くなく、死亡に繋がることはまれです。
一般的にベーチェット病で自体で死亡することはまれであり、寿命は短くならないと考えられます。
ベーチェット病は、全身の臓器に急性の炎症性発作を繰り返す病気です。眼や皮膚、関節、血管などさまざまな臓器に炎症を起こす可能性があるため、症状もさまざまであり、病気を完治させるような治療法はありません。
若年発症で目の症状が出た場合は重症化し失明に至ってしまうこともあります。特殊病型の場合は後遺症が残ってしまうこともあります。
2003年に報告された20年間のベーチェット病の予後を追跡した研究では男性患者さんで若干の死亡率上昇が確認されています。特に罹患早めにその傾向が強いことが示されました。
しかし、本研究が行われた時代よりも治療や診断も進歩しており、現代的には重症のベーチェット病を除き、ベーチェット病で死亡するのはまれです。
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最終更新日:
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
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「ベーチェット病」とはどのような病気ですか?
口の中や性器の痛みを伴うただれや、皮膚の発疹、目のぶどう膜炎を特徴とする病気です。
ベーチェット病の原因は何がありますか?
ベーチェット病の原因は不明ですが、遺伝的に発症しやすい人がいることが分かっています。
ベーチェット病にはどのような症状がありますか?
口の中や性器の痛みを伴うただれ、皮膚の発疹、目の痛みなどがあります。
ベーチェット病には初期症状はありますか?
繰り返しできる口内炎が多くみられます。
ベーチェット病の場合、主にどのような治療をしますか?
ベーチェット病ではさまざまな異常が起きますので、それぞれの患者さんに合わせた治療が行われます。
ベーチェット病が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
繰り返す口内炎に加えて、皮膚や目、性器の症状がある場合は、症状に応じて内科や皮膚科、眼科、耳鼻科を受診しましょう。
ベーチェット病のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
ベーチェット病になると、どのような見た目になりますか?また、写真やイラストはありますか?
口や陰部にただれが生じます。また、全身の皮膚にも発疹ができることがあります。
ベーチェット病はうつりますか?
ベーチェット病が患者さんから他人へとうつることはありません。
ベーチェット病が原因で疲れやすくなりますか?
ベーチェット病により疲れやすさを感じることがあります。
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