子宮体癌の検査で麻酔をしてほしいです。どのように相談すればよいですか?
麻酔を希望する際には、痛みに弱いことなどを担当医と相談してみると良いでしょう。
子宮体がんの検査で麻酔を希望する場合、まずは痛みに対する恐怖感を医師に伝え、麻酔を用いた検査が可能かどうか確認しましょう。
一般的には麻酔なしで検査を行いますが、痛みの弱い方や子宮頸管が狭く処置に伴う痛みが強くなることが予想される場合には、麻酔をして処置を行うこともあります。
また、事前に子宮頸管を広げる処置を行うことで、スムーズに検査を行うことができる場合もあります。
主な麻酔方法としては、局所麻酔と静脈麻酔があります。
局所麻酔
子宮頸管に鎮痛剤を注入することで痛みの緩和が期待できます。意識レベルには影響がなく、より簡便な麻酔法となります。
静脈麻酔
鎮痛剤や鎮静剤を点滴で投与します。寝ている間に処置をすることもできますが、入院などが必要となることも少なくありません。
通常の子宮体がん検査ではなく、子宮内膜組織をより詳細に全周性に検査をおこなう必要がある場合(子宮内膜全面掻爬術)などに用いることが多いです。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
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