薬剤師に症状を言いたくないのですが、どうすればよいですか?
無理に具体的な症状を話さなくても大丈夫ですが、なるべく伝えましょう。
どうしても言いたくない場合は、下記のようなことも検討しましょう。
- 個室ブースのある薬局を選ぶ
- オンライン服薬指導を利用する
- 症状などを紙に書いて渡す方法を試す
- 最小限の症状だけでも共有飲み
過活動膀胱のようなデリケートな症状を薬剤師を含め、医療スタッフに話すことに抵抗を感じる方は少なくありません。
しかし、薬剤師には「疑義照会」といって、処方箋の内容を確認し、用量や飲み合わせなどを考慮して、医師に修正してもらう制度があります。
これは患者さんが、安全に正しい薬を使用できるようにするための重要な仕組みです。
薬剤師は単に薬を渡すだけでなく、今まで服用した薬や副作用リスクをチェックしたり、万が一体調に変化があった場合の対処法をアドバイスしたりと、幅広い役割を担っています。
また、薬剤師をはじめ医療スタッフには守秘義務があり、プライバシーが保たれる体制が整っています。
症状を伝えると、より的確なアドバイスや副作用対策が受けられるメリットも大きいので、伝えられる範囲で上手に相談してみましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
(参考文献)
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