過活動膀胱の場合、オンラインなどで診察を待たずに受診する方法はありますか?
施設によってはオンライン診療が可能ですが、症状が落ち着いている場合に限られます。
オンライン診療は、スマートフォンやパソコン、タブレットを通じて、医師の診察を受けられる便利な方法です。
過活動膀胱は、OABSSという問診票で診断するため、過活動膀胱の診断はオンライン診療でもできます。
ただし、膀胱炎や尿路結石、膀胱がんなどでも似た症状をきたすことはあるので、治療を受ける前には、一度対面受診を受けることをおすすめします。
対面受診では、尿検査や超音波検査などの検査をすることで、過活動膀胱以外の病気の可能性が低いことを確認することができます。
そのため、すでに治療を開始しており、症状が安定している場合には、オンライン診療を活用することで通院の負担を減らすことができます。
必要に応じて処方箋の発行や薬の配送が受けられることもあり、病院や薬局での待ち時間を大幅に減らせます。
過活動膀胱のオンライン診療を実施している施設は限られていますので、通院している病院でできるか聞いてみましょう。
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
(参考文献)
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