「騒音性難聴」とはどのような病気ですか?
職場騒音に長時間曝露され続けることによって進行性に発症する難聴です。
騒音性難聴は音による聴器外傷(音響性聴器障害)の一種です。
音響性聴器障害には、急性音響性聴器障害と慢性音響性聴器障害があり、騒音性難聴は慢性音響性聴器障害に分類されます。
騒音性難聴には、以下のような特徴があります。
- 85dB以上の騒音職場で長時間就労する人に発症する
- 多くは就労開始後5~15年で比較的急速に進行し、その後は加齢性変化と同様に緩徐に進行する
- 振動が加わる作業に従事する人は特に程度が強い
予防のためには、耳栓やイヤーマフといった聴覚保護具の使用、定期的な聴力検査、作業環境の改善が重要です。
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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