巨大になった鼻茸はどのようにして取れますか?
大きくなってしまった鼻茸は、内視鏡を使用した外科的切除によって取ることができます。
大きくなってしまった鼻茸は、外科的に切除することによって取ることができます。
鼻茸をとる手術には以下のようなものがあります。
鼻茸摘出術
鼻の中を内視鏡で確認しながら鉗子や絞断器、シェーバーを用いて可能な限り根本から摘出します。主に外来で行われます。
内視鏡下副鼻腔手術(ESS: Endoscopic Sinus Surgery)
鼻の中を内視鏡で確認しながら手術を行います。ESSでは鼻茸だけでなく、炎症を起こした粘膜や邪魔になっている薄い骨などを除去しながら、鼻の中の空間を広げます。外来で日帰り手術が行える施設もありますが、主に入院して行われることが多いです。
これらの手術によって、鼻茸による頭痛や鼻づまり、呼吸のしにくさ、嗅覚障害などの症状が軽快します。鼻茸は再発することも多いため、術後も継続して内服薬での治療を行うことや定期的に診察を受けることが必要です。
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最終更新日:
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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