鼻茸が治らない場合や再発した場合には、どのようにすればよいですか?
耳鼻咽喉科を受診するようにしましょう。
鼻茸は慢性的な鼻の炎症によって生じます。そのため、耳鼻咽喉科では鼻茸に対して炎症を抑えるような内服薬や点鼻薬を使用して治療します。
そのような治療でも改善がない場合には、鼻茸を摘出するような手術や副鼻腔の炎症を起こした粘膜を除去し、鼻の中を拡げるような手術を行います。
手術の後も再発しないように、定期的な通院が必要なことも多いです。
手術後に再発する場合には、IL-4/13受容体モノクローナル抗体であるデュピルマブ(デュピクセントⓇ︎)という薬による治療も適応となりえます。
適切な診断・治療を受けるためにも、鼻茸が治らない場合や再発する場合には、耳鼻咽喉科を受診するようにしましょう。
公開日:
最終更新日:
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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