鼻茸を自分で取ることはできますか?
鼻茸を自分で取ると出血や感染のおそれがあり、原因の副鼻腔炎の治療も必要なため、医師への相談が大切です。
鼻茸を自分で取ることは出血や感染のリスクがあり推奨されません。鼻茸の多くは慢性副鼻腔炎に伴って発生するため、適切な治療を受けることが重要です。
鼻茸とは
鼻茸(はなたけ)とは、鼻の中の粘膜がふくらんでできる良性のできもので、鼻ポリープとも呼ばれます。鼻の粘膜にむくみが生じた部分にできるとされています(MSDマニュアル)。慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)に伴って発生することが多く、大きくなると鼻の入り口から見えることもあります。
鼻茸を自分で取ることの危険性
鼻茸が見えていても、自分で取ろうとすることは危険です。無理に取ろうとすると、以下のようなリスクがあります。
- 出血:鼻の粘膜を傷つけることで、出血を起こすおそれがあります
- 感染:傷口から細菌が入り込み、感染症を引き起こすことがあります
また、鼻茸だけを取り除いても、原因となっている副鼻腔炎の治療を行わなければ再発する可能性があります(日本鼻科学会)。
鼻茸の原因と症状
鼻茸は主に慢性副鼻腔炎に伴って発生します(日本鼻科学会)。特に好酸球性副鼻腔炎(こうさんきゅうせいふくびくうえん)では、両側の鼻に多数の鼻茸ができやすいことが知られています(難病情報センター)。そのほか、アレルギー性鼻炎や慢性的な感染症が原因となることもあるとされています(MSDマニュアル)。
鼻茸の主な症状には、以下のようなものがあります。
鼻茸の治療法
鼻茸の治療は、原因となっている副鼻腔炎の治療と合わせて行われます。主な治療法は以下のとおりです(日本鼻科学会)。
- 薬物療法:ステロイドの点鼻薬やマクロライド系抗菌薬の少量長期投与が標準的な治療とされています
- 手術:薬物療法で改善しない場合や鼻茸が大きい場合には、内視鏡を使った手術(内視鏡下鼻副鼻腔手術)が検討されます
鼻茸は再発しやすい病気でもあるため(難病情報センター)、継続的な治療が大切です。鼻づまりやにおいの異常が続くときは、早めに医療機関への受診をご検討ください。
鼻茸について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
鼻茸について、気になる症状はありますか?
もっとも当てはまる項目を選択してください。
(参考文献)
日本鼻科学会『副鼻腔炎診療の手引き』日本鼻科学会雑誌 2024;63(1):1-85.(参照 2026-09-07).
難病情報センター『好酸球性副鼻腔炎(指定難病306)』https://www.nanbyou.or.jp/entry/4537.(参照 2026-09-07).
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会『鼻の病気』https://www.jibika.or.jp/modules/disease/index.php?content_id=21.(参照 2026-09-07).
MSDマニュアル プロフェッショナル版『鼻茸』https://www.msdmanuals.com/ja-jp/professional/16-%E8%80%B3%E9%BC%BB%E5%92%BD%E5%96%89%E7%96%BE%E6%82%A3/%E9%BC%BB%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E5%89%AF%E9%BC%BB%E8%85%94%E7%96%BE%E6%82%A3/%E9%BC%BB%E8%8C%B8.(参照 2026-09-07).
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
公開日:
最終更新日:
編集・監修基準について
本記事は情報の正確性を担保するため、以下のフローを経て作成・公開されています。
Q作成
医師執筆/監修
QAレビュー
公開
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです
