「敗血症」とはどのような病気ですか?
微生物に感染することで多臓器不全を生じ、生命を脅かすような状態になります。
「敗血症」とは、感染症により炎症などの制御不能な生体の反応が起こり、生命を脅かす臓器障害(主に肺、腎臓、肝臓など)が引き起こされる状態になることを指します。
また、似たような言葉に「敗血症性ショック」というものがあります。
敗血症性ショックは、急性の循環不全(体に血液が回らない状態)によって細胞の障害や代謝の異常が重度になり、敗血症の中でも死亡の危険性が高い状態のことを指します。
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
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