敗血症の末期症状はどのようなものがありますか?
血圧低下、尿量の著しい減少、意識の混濁や錯乱、呼吸困難、皮膚の冷感や湿潤などが挙げられます。
敗血症の末期症状は、全身の臓器機能が深刻に低下することで現れます。
主な症状としては、血圧の危険な低下(ショック状態)、尿量の著しい減少(乏尿)、意識の混濁や錯乱、呼吸困難、皮膚の冷感や湿潤などが挙げられます。これらの症状は、敗血症が進行し、多臓器不全に陥った際にみられる典型的な兆候です。
また、敗血症がとても重くなると、「敗血症性ショック」という危険な状態になることがあります。これは、体に点滴でたくさん水分(輸液)を入れても血圧が上がらず、特別な薬(血管を収縮させて血圧を上げる薬)を使わないと命を守れないような状態です。
こうした状態になると、命を落とす可能性が非常に高く、実際に亡くなる人が全体の40%以上にもなると報告されています。
敗血症の症状について詳しく知りたい場合は、医療機関に相談しましょう。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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