縮瞳ではどのような症状がありますか?
視界が暗く感じたり、夜間の視力低下を自覚したりします。
縮瞳そのものによる自覚症状は、主に「暗いところで見えにくい」ということです。瞳孔が小さくなると、光を取り込む量が減るため、暗い場所で目が慣れにくくなり(暗順応障害)、夜間や薄暗い場所で視力が低下したように感じます。また、物が少しぼやけて見えることもあります。
一方で、「まぶしさ」(羞明)は、散瞳しているときに強く感じやすく、縮瞳では逆に光に対する過敏さが軽くなることが多いです。また、縮瞳の原因が薬物の過量摂取や有機リン中毒、脳の障害による場合は、瞳の変化以外にも全身の異常が現れます。たとえば、呼吸が弱くなる、意識がもうろうとする、よだれや汗が多く出る、吐き気や下痢があるなどが見られることがあります。
また、片方の目だけが縮瞳していて、目の痛みや物が二重に見える(複視)といった症状がある場合は、目そのもの(虹彩炎など)や神経(動眼神経)の異常が疑われます。このように、縮瞳は単なる目の変化に見えても、全身の病気や脳・神経の異常のサインであることも多いため、全身状態を含めて総合的に判断することが大切です。
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東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
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